2018-05-25 第196回国会 衆議院 本会議 第30号
日本の食料の流通制度を根底から壊すであろう本法律案が今国会で廃案となることを願い、私の反対討論といたします。 御清聴ありがとうございました。(拍手)
日本の食料の流通制度を根底から壊すであろう本法律案が今国会で廃案となることを願い、私の反対討論といたします。 御清聴ありがとうございました。(拍手)
今後、今回の法改正でどのようにこの流通制度を変えようとしているのか、また、その将来像についてお伺いします。お願いいたします。
こういう日本的な古い複雑な流通制度を取っているのは、もう教科書の配給だけではないかというふうに思っているんです。 もっとびっくりしたのは、この制度は明治以来変わっていないんですね。化石みたいな制度なんですよ。一九〇三年、国定教科書制度が明治政府によって導入されて、基本的にこの仕組みは百年以上も同じ制度が続いている。改革が全くなされていないんです。 大臣、今、流通革命の時代です。
そのために、補給金の交付や全量委託のあり方といった流通制度の改革、見直しにおいては、それと同時に、安全性の担保、過剰対策を含めた需給調整の仕組みを整備することも不可欠だというふうに思っております。 また、生産者団体のあり方についてでございますけれども、指定団体制度が果たしている役割は、これはもちろん認めております。
こんな要求が出てくるのも、日本の厳格に規制された、不透明な、輸入米に対する輸入、流通制度が日本の消費者への十分なアクセスを阻んでいる、こういう認識が米側にあるからじゃないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。
確かに、農協をめぐる状況、農協、全農さんをめぐる状況というのは発足当時から比べれば随分もう大きく変わっているわけでありまして、今はもう担い手も多様化していますし、それから何よりも流通制度が様々なもの、ネットの進出によって流通制度も大きく変わっているという中で、JA自身もあるいは全農自身も大きく変わっていかなくちゃならないというのはあるんだろうと思います。
しかし、この計画流通制度について、規制改革会議が、これは一部の自由流通の皆さんの主張も一方的に取り入れながら自由流通をやっていけばいいんだと、計画流通制度が自由なかつ効率的な牛乳生産を阻害しているんじゃないかと、コスト高だけになっているんじゃないかというふうに議論がなされていることを承知しております。
蔵元さんと村とのつながりというのは本当に長い歴史と伝統を持っておりまして、一九四二年に食管法ができて国が米を管理するようになってもこの村米制度は生き残った、自主流通米制度、食糧法と流通制度は変わっても、村米制度、村と蔵元とのつながりというのはずっと続いてきたわけでございます。
そして、今年の四月一日にUSTRが公表した外国貿易障壁報告書、いわゆる年次改革書を見てみますと、米輸入制度について、日本の極めて規制的で不透明な輸入米の輸入・流通制度が日本の消費者の輸入米への意味あるアクセスを制限している、一般ミニマムアクセス入札を通じた米国産輸入米のほとんど全てが政府在庫に向けられ、その政府在庫からほとんどが加工用、飼料用又は食料援助用に仕向けられる、業界の調査によれば日本の消費者
さらには、流通制度改革という章を設けられていらっしゃいます。経営政策・構造政策の構築、今おっしゃったようなことと同じようなことを当時も実は書かれているんですね。 なぜ今回うまくいくのかというところは、まだ私たちの得心するところじゃないわけです。特に、農家の方々が一番心配されているのは、これが農家の所得にどういう影響を与えるか、これは予算委員会でも大臣と議論させていただきました。
○林国務大臣 平成十四年の米政策改革大綱でございますが、米の需給調整システムの改革、それから流通制度の改革、経営政策、構造政策の構築、水田の有効利用、こういうものの改革に取り組んでいくということがここに記されております。
○国務大臣(鹿野道彦君) いわゆる米穀価格形成センターというふうなことにつきましては、計画流通制度が平成十六年度の食糧法の改正によりまして廃止されまして、いわゆる義務上場がなくなったということに加えまして、近年の状況というふうなものから、いわゆる全農系の方も入札上場しなくなったということでございまして、十六年以降、取引数量が激変をいたしまして、二十二年度につきましては出来高なしと。
やはり、事務負担が物すごく重くなるということと同時に、自分はちゃんとやっていたんだけれども前の人がちゃんとやっていなかったという場合にどういう責任の取り方になってくるんだろうかと、その構成をどうするのかということがありまして、私も外国の流通制度を全部知悉しているわけではございませんが、やはり零細性と同時に多段階性ということは一つあるんだろうと思います。
計画流通制度という形になり、国は今のところ備蓄とMA米の運営と、こういうことにお米の関係ではなってきたんだろうというふうに思っております。 この生産調整の総括という議論の前に、今回の米粉あるいは飼料用米というような作付け生産調整をきちんと行っていこうということになりますと、これまでの国の立場、米については備蓄とMA米の運営だけなんだということから若干変更というようなことになり得るんでしょうか。
○菅野委員 次に移りますけれども、これは以前にも質問させていただいたんですが、米流通については、食管制度の時代、さらには旧食糧法、計画流通制度の時代と異なり、二〇〇四年の食糧法改正で流通ルートは原則自由化になりました。出荷、販売業者は届け出制で、事業規模が二十トン以下の業者はそれも不要なわけですね。
ですので、多様な農業のやり方、そして多様な流通制度というのを是非考えていただきたいと思います。 最後に、農地法にも関係することですけれども、安来の中海の干拓農地についての質問をさせていただきたいと思います。大臣の御地元と私の地元のちょうど境、県境のところにあるところです。 この干拓農地ですが、残念ながらほとんど利用がされておりません。
○亀井亜紀子君 先ほど、生産調整に参加しない農家があって、それで参加しているところが非常に不公平感を持つと、まじめにやっているところがばかを見るみたいなことがあるというお話もありましたけれども、なぜそういうことが起きるかといえば、やはり一つには今の流通制度の中で生産者のところに利益が余り落ちないと、あるいはそれが減ってきているので、収入がある程度確保されていればその枠からはみ出ようとは思わないんでしょうけれども
日本の農政が危機的な状況にあるということは与野党共通の認識だと思いますので、一体何がいけないのだろうかということについて、私は今日、流通制度、それから担い手の育成、農地の確保、この三点から農業と漁業について質問をさせていただきます。 まず初めに、私は流通制度について考えてみたいと思います。
○舟山康江君 今回、工程表の中にも米流通制度検討という項目もありますけれども、やはり私は、この流通経路をもう一度再検討していく、見直していくということというのは非常に重要じゃないかというふうに思うんです。
流通制度につきましては骨格を十一月に取りまとめ、もう一つは、何でBSEの検証がなされなかったかというようなことは、この省の在り方、これも含めて全面的に見直さねばならないと思っております。若手の課長を集めまして、これは、私やりたいという人も公募もいたしました。そういうような意欲のある方、問題意識のある者、それを集めまして改革チームを設置をいたしております。これは白紙的に議論をいたします。
規制を強化することによって一層複雑になることも考えられるわけでありまして、むしろ、今回の事案が生じた理由というのは、第一義的には食品衛生上問題のある事故米を不正に食用に流通させた事業者にあるということで、米の流通制度の自由化が直接の要因とは考えておりません。
農林水産省の二十三億円の予算についてのお尋ねでありますが、これは、海外における常設店舗の開設、展示商談会への出展、輸出先国の検疫・流通制度などの調査、さらには意欲ある事業者への支援などを含む輸出促進対策として計上しているものであります。 なお、調査費につきましては、外部の専門性を有する調査機関を活用することが効率的かつ効果的であるとのことから計上いたしているところでございます。
○岡島政府参考人 委員御案内のとおり、米につきましては、まず平成二十二年度における米づくりの本来あるべき姿の実現を目指して、需要に即応した米づくりの推進を図るために、需給調整対策でございますとか流通制度の改革など、各般の施策に取り組んでいるところでございます。
米につきましては、平成二十二年度におけます米づくりの本来あるべき姿の実現を目指しまして、需要に即応した米づくりの推進を図るために、需給調整対策、流通制度の改革など、各般の施策に取り組んでいるところでございます。 十九年度からの米の需給調整に対する支援策につきましては、担い手を対象といたします品目横断的経営安定対策が導入されることなどを踏まえまして、次のように見直すことといたしております。